Direct3D関数

Direct3D関連の処理を行います。
位置とサイズはデザイン上での状態で指定し、画面のスケーリングは考慮する必要がありません。
関数詳細
hdxSetViewport( x,y,w,h ) ビューポートを設定する。
※幅か高さのどちらかが0以下の場合はデフォルトに戻る(バックバッファのサイズにリセット)
 x : 画面左上X座標
 y : 画面左上Y座標
 w : ビューポートの幅
 h : ビューポートの高さ
hdxSetLookAt(
 eye_x,eye_y,eye_z,
 at_x,at_y,at_z,
 up_x,up_y,up_z )
右手座標系ビュー行列をカメラに設定する。
 eye_x,eye_y,eye_z : 視点
 at_x,at_y,at_z    : 注視対象
 up_x,up_y,up_z   : カレントワールドの上方
hdxSetBlendMode( mode ) 次に描画される画像のブレンドモードを変更する。
※スクリプトが呼ばれる前に必ずBLEND_NORMALにリセットされている
※3Dモデルやテキストフォント表示にも適用される
 mode : ブレンドモード
       BLEND_NORMAL : アルファ合成
       BLEND_ADD    : 加算合成
       BLEND_SUB    : 減算合成(未対応)
hdxSetFilterMode( mode ) 次に描画する画像のフィルターを変更する。
※スクリプトが呼ばれる前に必ずFILTER_POINTにリセットされている
 mode : フィルターモード
      FILTER_POINT   : ポイントリニア
      FILTER_LINEAR  : バイリニア
hdxSetZBuffer( use ) ZバッファのON/OFFを切り替える。
※3Dモデルを表示する場合はTRUEに設定し、2D系を表示する場合はFALSEに設定すること
※フレームの開始時はFALSEに設定済み
 use : TRUEならZバッファを有効にする
hdxClearZBuffer() Zバッファを1.0にクリアする。
※2Dアニメにマスクレイヤーが設定されている場合はZバッファが使われるため、
 そのあとで3D描画を行うとその領域だけ描画出来なくなった場合はこの関数を呼び出す
hdxSetRenderTextreSize( w,h ) レンダーテクスチャのサイズを変更する。
デフォルトでは1024x1024にて構築されているため、必要ならばこの関数でサイズを指定する。
 w : レンダーテクスチャの幅
 h : レンダーテクスチャの高さ
※この関数を呼び出すと既存のレンダーテクスチャが一度削除されるため、
 通常は各シーンの初期化で呼び出すこと
※1未満を指定した場合はサイズは1に補正される
hdxBeginRenderTexture() レンダーテクスチャをレンダリングターゲットにセットして黒でクリアする。
以降の描画は全てこのレンダーテクスチャに描画される。
※描画が完了したら必ずhdxEndRenderTexture()で終了しなければならない
※レンダーテクスチャは内部で2枚作成され、BeginとEndを呼び出すごとに交互に切り替わる
hdxEndRenderTexture() ターゲットに設定されていたレンダーテクスチャを終了する。
終了したレンダーテクスチャがカレントレンダーテクスチャに設定され、
このテクスチャに対してhdxDrawRenderTextureやhdxSetTextureにより描画の対象となる。
hdxDrawRenderTexture( x,y,w,h,alpha ) 現在のレンダーターゲットに、レンダーテクスチャ全体の画像を描画する。
※レンダーテクスチャ自体を描画ターゲットに指定している場合、
 1つ前のhdxBeginRenderTexture()~hdxEndRenderTexture()に描画されたものが対象となる
 x,y,w,h : 描画先座標とサイズ
 alpha  : アルファ値
hdxDrawRenderTexture2( dx,dy,dw,dh,sx,sy,sw,sh,alpha ) 現在のレンダーターゲットに、レンダーテクスチャ内の指定の領域を描画する。
※レンダーテクスチャ自体を描画ターゲットに指定している場合、
 1つ前のhdxBeginRenderTexture()~hdxEndRenderTexture()に描画されたものが対象となる
 dx,dy,dw,dh : 描画先座標とサイズ
 sx,sy,sw,sh : 描画元座標とサイズ
 alpha    : アルファ値
hdxDrawFrontBuffer( x,y,w,h,alpha ) 現在のレンダーターゲットに、1フレーム前に画面に表示された画像(フロントバッファ)を描画する。
 x,y,w,h : 描画先座標とサイズ
 alpha : アルファ値
hdxDrawFrontBuffer2( dx,dy,dw,dh,sx,sy,sw,sh,alpha ) 現在のレンダーターゲットに、1フレーム前に画面に表示された指定の領域(フロントバッファ)を描画する。
 dx,dy,dw,dh : 描画先座標とサイズ
 sx,sy,sw,sh : 描画元座標とサイズ
 alpha    : アルファ値
hdxSetTexture( type ) デバイスに1枚目のテクスチャをセットする。
※3D描画時のコールバック内で使用可
 type : テクスチャタイプ
      0 : 解除
      1 : レンダーテクスチャ
      2 : フロントバッファ
      10~ : 動画テクスチャ(0番目~最大数まで)
hdxFillRect( x,y,w,h,color ) 指定の位置とサイズ、色で四角形を塗りつぶす。
 x,y,w,h : 表示位置とサイズ
 color   : 塗りつぶし色(ARGB形式)